AIの活用は、常態化し、それによって新しい職種・専門分野も台頭してくる、、、ご挨拶

日頃は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社では、おかげさまで第5期決算を終え、第6期第2四半期に入りました。
前期中も、お客様やビジネスパートナー様の多大なご協力やご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。

【 2024年4月~2025年3月のハイライト 】
フリーランス人口も引き続き増加傾向にあり、ジョブ型やリモートの働き方もノーマル化しているお客様も多いのではないでしょうか。
また、並行して独立やフリーランスの契約形態や働き方にまだ慣れていない方々や、営業活動は、限定的で概ねポータルサイトや仲介事業者に依存するしかないなど、クラウドソーシング市場でも様々な採用工程やプロジェクト品質等の問題やトラブルも事例が増えてきています。

【 インダストリー軸の実績及びプロジェクト概要 】
・SIer/NIer 業界(戦略立案、IT化構想、BPR、BPOサービス改善等)
・製造業界(自動車系: シェアード化を想定したBPO化プロジェクト、As-Is可視化と分析からTo-Be像設定)
・SIer業界(課題解決型営業ツール作成、コンサル営業支援、IT中期計画策定支援、DX人材育成プログラム各種提供)
・人材サービス/BPO業界(課題解決型BPO・シェアード化ツール策定、課題解決型営業の育成プログラム策定、BPO/シェアード化サービス提案支援等)
・新車・中古車自動車販売業界(全社セキュリティ対策、事業計画・KPI設定支援等)
・その他、民間企業によるDX・AI推進機能支援各種、働き方改革(労働生産性の可視化や業務改善)のPoC/PoV支援プロジェクトなど


【 事業(営業・業務・ヒト)の兆候・変化を感じ始める 】
・顧客サービスのイノベーションや業務プロセスの継続的改善をテーマに対し、よりリアルタイム性を求める傾向にあり、競争優位性の確保や差別化を図る為にも、日々進化するAI(Generative、Predictive)や他先進技術を適宜適用・最適化していく必要があります: つまり、調査→設計→検証→適用のサイクルを高速で循環させる・OODA Loopで回せる仕組みや風土が重要になります。
・この文化や仕組み・取組み方などが常態化してきますと、従来の職種(Job Description)には無かったような組織的機能や人材スキル・ポジションが必然的に顕現化してくると感じています。
・あるビジネス本の中で、金融業界におけるビジネスの構造やサービスの変革について権威が説明していました。 以下は、今後不足していく(欠けていく)機能やニーズが高まる機能の例:
❶ データ分析の専門家(トレンド分析、コンピュータサイエンス、数学者など)
❷ 機械学習の専門家(アルゴリズム、プログラム、アーキテクトなど)
❸ ストーリーテラー/経験デザイナー(現場寄りな視点や感覚を持ち、実現性の高い機能や施策を考察できる専門家など)
❹ 行動心理学者(誰がどのような作用でどう反応するか、特定のシナリオや行動モデルを適用しエンゲージメントを高める専門家)
❺ ブロックチェーンインテグレータ(資金移動、IoT、アイデンティティ等に活用するブロックチェーン機能の統合化やプラットフォームの拡張などの専門家)
❻ コンプライアンスおよびリスクプログラマー(法律やリスク管理プロセスが自動化され、モニタリング、アラート、アクショントリガー機能に変革を担う専門家)
❼ コミュニティ代弁者(消費者トレンド、ネットワーク効果、新技術を将来的に最も効果的に顧客に繋げる・新しい経験やユースケースを仮説的に設定することができる専門家)
❽ アイデンティティブローカー(AI等でシステム間で情報交換や取引等を実行する際、対峙する顧客やビジネスパートナーをリアルタイムで特定するブローカー的機能が必要となる)

IWFは、デジタル技術の活用に基づく最適なエコシステムを構築するところに注力し、企業のトップマネジメントが主導・リードするプロジェクトで、現場従業員が変革に参加するPoCの機会やプロジェクトを重点的に支援して参りますので、引き続きご支援・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

IWF株式会社
代表取締役 荒木久義