知らない間に「ニューノーマル」を感じてきて、、、ご挨拶
日頃は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は本年4月30日をもちましておかげさまで創立3周年を迎えることができました。
前期中も、お客様やビジネスパートナー様の多大なご協力やご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。
2022年4月~2023年3月は、知らず知らずに慣れてきた働き方の「ニューノーマル」を改めて考えた一年間でした:
・経済産業省 DX室・中小企業庁による「中小企業デジタル化応援隊事業(第2期)」のIT専門家としての役割を完了しました: ありがとうございました。
・SI事業様のDX事業を含む中期経営経営戦略作成支援プロジェクト
・製造業様のDX人材育成支援プロジェクト
・地方新車・中古車自動車販売事業、基幹系システム導入支援PMOプロジェクト
・働き方改革を支援する人材・スキルサービスの立ち上げ支援プロジェクト
・その他、民間企業によるDX推進機能支援各種、働き方改革(労働生産性の可視化や業務改善)のPoC/PoV支援プロジェクト・SI事業
令和5年3月13日以降、厚生省もマスクの着用義務に関し「個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本」と公示しました。
まだ、周りでは個室の会議以外は、マスクを着用するビジネスマン・ウーマンも多く、ワーク・ライフスタイル含め個人差が表面化してきていますが、
これもニューノーマルの一部と感じています。
一方で、長く対面会議や会社訪問を制限されてきた経緯から、数年間遠ざかっていたプロジェクトにおける現地調査や現地検証などを実施する機会があり、
その価値や重要性について、改めて「現場型」のコンサルティングを提供する上では、非常に貴重な「オールドノーマル」の経験・体験・知識であることも再確認しました。
「DX」は、2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン(Erik Stolterman)教授によって提唱された言葉・概念ですが、
当初の定義では、「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」と説明されており、2022年2月に同教授と教授の研究所により、
DXを推進する日本の様々な組織の現状に合わせて、社会、公共、民間の3つのレベルで、デジタルトランスフォーメーションの定義を再策定しました:
“The digital transformation can be understood as the changes that the digital technology causes or
influences in all aspects of human life.”
人々の生活のあらゆる側面に、デジタル技術が引き起こしたり、影響を与える変化のこと(https://www.dxlab.jp/new-dx)
新たな3つレベルの内、「民間のDX」では、「企業がビジネスの目標やビジョンの達成にむけて、その価値、製品、サービスの提供の仕組を変革することである。」
と定義しており、続けて「DXは顧客により高い価値を提供することを通じて、企業全体の価値を向上させることも可能にする。」と説明しています。
DXは、事業戦略、組織行動や構造、組織文化、人材育成や教育、ガバナンス、手順やプロセスなど、組織のあらゆる要素を変革する必要があり、
IWFは、デジタル技術の活用に基づく最適なエコシステムを構築するところに注力し、企業のトップマネジメントが主導・リードするプロジェクトで、現場従業員が
変革に参加する機会やプロジェクトを重点的に支援して参りますので、引き続きご支援・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
IWF株式会社
代表取締役 荒木久義