デジタルトランスフォーメーションの定義
■令和2年9月16日、菅内閣が発足し、「デジタル改革担当 情報通信技術(IT)政策担当」として、平井 卓也(ひらい たくや)衆議院議員が、内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度)に任命されました。
経済産業省によるデジタルトランスフォーメーション(DX)の定義では、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」とあります。
デジタルトランスフォーメーション時代のプロセスコンサルティング
■ プロセスコンサルティングを長年経験してきたコンサルタントの視点では、例えば、システム化を実現する際、まず現行業務から調査し、課題抽出や整理を行い、必要な機能の要求定義・機能要件を抽出し、業務改善や「業務の標準化」を行いますが、DXのプロジェクトでは、並行して、情報(資産)自体の整理も行います。
DXに必要な情報資産の調査・分析
■ 情報資産の整理とは、例えば、CRMを導入する際に、顧客データを管理することが目的となるのですが、そもそも顧客データが散乱していて、データの属性や価値が分からないケースが良くあります。
そこで、DXプロジェクトでは、機能要件を抽出することと並行して、顧客に関するすべての情報(資産)を一般的な名前や住所などの個人情報だけではなく、購買情報や嗜好・志向を示唆するデータなどを特定・分類・定義し、CRMに役立てます。
IWFは、長年のプロセスコンサルティングのノウハウを生かし、従来のプロセスコンサルティングと並行し、DX向けの情報資産の調査・分析技法によるコンサルティングサービスを提供します。
■経済産業省 商務情報政策局 DX推進(MITI DX)
https://www.meti.go.jp/policy/digital_transformation/index.html
■中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業
https://digitaliztion-support.jp/
■IT専門家、デジタル化支援領域